BlackBerryのKey2が9月7日に発売!
海外版BlackBerryKEY2が発表されている中、なかなか日本に上陸してこなかったKEY2ですが9月7日(金)に発売されていました!
僕はKEY2の一つ前の端末であるKEYoneをサブ端末として使用していますが、KEY2はかなり気になっているスマホです。BlackBerryのスマホは物理キーボードが搭載されているスマホなので、フリック入力が苦手な僕にはもってこいのスマホとなっています。
最近では、僕のKEYoneの動作がかなり遅くなってきておりバッテリーもすぐになくなってしまうので、そろそろ買い替え時かなと思っていたら発売されているとは・・・・
最近では全く最新機種情報を取り入れていなかったから、まったく知らなかった(笑)
KEY2の基本スペック
KEY2の基本的なスペックはこちらとなっています。(SIMフリースマホです)
OS:Android Oreo 8.1
CPU:Snapdragon 660(2.2GHz×4+1.8GHz×4 オクタコア)
メモリー:6GB
ストレージ容量:シルバー64GB/ブラック128GB(microSD最大2TB)
サイズ(幅×高さ×厚さ):71.8×151.4×8.5mm
重量:約160g
バッテリー容量:3500mAh
SIMカード:シルバーのみDSDS対応
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)
LTE:1/2/4/3/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/38/39/40/41
3G:1/2/4/5/6/8/19
キャリアアグリゲーション:3CC CA/2CC CA対応
Bluetooth:Bluetooth 5.0 Low Energy(LE)and EDR
画面サイズ(解像度):4.5インチ(1620×1080)
フロントカメラ:800万画素(F2.2)手ブレ補正
メインカメラ:1200万画素×2(F2.0)デュアルカメラ、手ブレ補正、4K動画
NFC:対応
防水/Felica:非対応
USB:USB Type-C(Quick Charge 3.0対応)
KEY2は2018年モデルとなっており、2017年にはKEYone、2015年まで遡るとClassic、Passport、Privがリリースされています。
KEY2は、4.5型液晶とQWERRTY物理キーボードが搭載されています。
見た目はアルミフレームを採用しており、裏面にはラバーコーティングが施されているため、高級感あふれるデザインとなっています(実物が見たくてしょうがない!!)
KEY2には本体カラーが2色用意されており、異なるカラーでスペックも少し変わっているので注意が必要です。Sliverモデルが64GB・Blackモデルが128GBとストレージ容量が変わっており、SliverモデルはデュアルSIM対応となっています。
スペックを見てみるとわかりますが、プロセッサーが他社のフラッグシップモデルと比べると処理性能が劣っているようにも思えます。
ですが現行のミドルレンジクラス向けのプロセッサーなため、処理能力が物足りなく感じる事は少ないでしょう。もしカクつく事があるとすればハイエンドゲームなどかと思います。
QWERTY物理キーボードについて
BlackBerryと言えば物理キーボードというイメージが強いと思いますが、今作のKEY2に搭載されているQWERTY物理キーボードは使いやすいのか・・・(たくさんネットで記事を読んできました笑)
まず従来のBlackBerryシリーズと同じく、キー同士が隣接しているそうです。
ですが、それぞれのキー自体に立体的な形状がされているため、特に問題なくひとつひとつのキーを押せるそうです。KEYoneのキーボードは少し丸みを帯びたキーボードでしたが、正直入力しやすいとまでは言い切れなかったのが残念でした。
また、KEY2には日本語入力システム【iWnn】がプリインストールされているそうで、自分でGoogle日本語入力をインストールしたり、ATOKを購入する必要がありません。
そして、KEYoneの時から便利だと感じていましたが、今作のキーボードにもタッチパネル(Touch-Enablキーボード)が搭載されています。
ブラウザをスクロールするときに、物理キーボードで押しあがってしまった画面をスクロールするのは大変ですが、キーボード部分をスワイプするだけでスクロールできます。
Touch-Enableキーボードでは、カーソルを移動させるだけでなく、変換候補を上下左右に選択することも可能なため、物理キーボードを設置したため指が届きにくくなった画面に触れることなくキーボードで完結してしまうことも!!
スペースキーには指紋認証センサーを兼ね備えており、打鍵感やスワイプ、そしてCtlキーを設定できるPCライクな使い心地は、魅力的で最高のキーボードとなっているでしょう。
小型ディスプレイの評価は
BlackBerryの特徴としては、やはり物理キーボードでしょう。
物理キーボードを搭載したため、その分ディスプレイサイズが小さくなっています。
ディスプレイサイズは4.5型で小型となっていますが、そもそもゲームなどをするには適している端末とは言い切れませんので、人によって評価が分かれるでしょう。
僕のようにソシャゲをやらない、動画を視聴することがほとんどない。といった人にはぴったりの画面サイズかと思います。
KEY2より搭載されたデュアルカメラの性能は
どのサイトのレビューを見ても、「これは良い!!」ってレビューは見当たりません。
可もなく不可もなくって感じに仕上がっているそうです。
ただ、KEYoneより優れている点をあげるとすれば1200万画素のデュアルカメラを搭載したと言う部分でしょう。
BlackBerryでは初となるポートレートモードが新しく追加されたため、撮影の幅が広がり背景ボケなども簡単に行う事ができます。
ただ、普通のスマホと違って横向き撮影の時には物理キーボードが邪魔になる場合もあります。これはKEYoneを使っていた僕から言わせれば慣れろ!として言えません。
使い始めは、持ち方などで不便さが目立つかもしれませんね。
この端末を好む人は、カメラ性能を重視しているわけでもないので特に問題はないと思いますが、デュアルカメラになったからといって過度な期待はしない方がいいかと思います。
他のスマホと違い、派手さはないですが、色に忠実な発色で撮影できるため、カメラ機能も良いとは言えるでしょう。
がっつり使っても大丈夫なバッテリー持ち
実機レビューも続々と出ていると思いますが、KEY2はバッテリー持ちの良さに高い評価をつけられていますね。
実際KEYoneの時もそうでしたが、長時間の動画視聴やゲームをしなければ2〜3日は普通に持ちます。そして超急速充電のQuick Charge3.0にも対応しているので、早い充電で長持ちするという脅威のバッテリー持ちを発揮します。
ただ、気をつけてほしい点はKEYoneから変わったのですが、USB端子がType-Cになっている点です。
今までのスマホと違う充電端子になってしまう可能性もあるので注意が必要ですね。
BlackBerryの安心できるセキュリティーとプライバシー
BlackBerryの端末には毎度ながら超安心できるセキュリティーがありました。
そしてKEY2にも同様のセキュリティーとプライバシー機能が搭載されているので、安心してスマホを使う事ができます。Androidでもっとも安全であると主張しているように、信頼性の高さがBlackBerry端末を愛用している人が多い要因ともいえますね。
BlackBerryならではのアプリ
BlackBerry関連のアプリはプライバシー・セキュリティー向上系のアプリから、生産性を上げるアプリなど様々なアプリがあります。
統合アプリ「BlackBerry Hub」
これはメッセージアプリやtwitter、Facebook、そして通話履歴やメールを統合して表示してくれるアプリです。全ての通知をこのアプリ一つにまとめる事ができるため、通知を確認するときや履歴を確認する時もBlackBerryHubを立ち上げるだけで確認が可能な便利なアプリです。
生産性タブ
僕はKEYoneを使っていますが、これが一番便利だなと思っています。
画面上に常時表示されているツマミ(デフォルトは右側)をスライドして引っ張り出せる生産性タブです。これは自分で表示させる内容を変更できますが、カレンダーやアドレス帳、ウィジェット表示が可能となっています。
今日1日の予定を確認する時もカレンダーアプリを立ち上げなくても大丈夫!
生産性タブを引っ張り出すだけで1日の予定を確認できます。そしてToDoリストなども表示する事ができるので、本当に生産性が上がるようなアプリです。(使わない場合は非表示にもできます)
KEY2の対応バンド
日本国内モデルでは世界唯一のバンド18対応モデルとなっています。
前回のKEYoneでは国内3大キャリアのSIMを使用できず、docomoとSoftbank系列のSIMしか使用できませんでした。
ですがKEY2では国内3大キャリアを利用可能で、さらにキャリアグリケーションにも対応しています。ただauやUQmobileは3G回線には非対応ですが、通話もデータ通信もLTEで行うau VoLTE SIMが利用できるバンド構成です。(相互接続性試験を通過していないモデルはVoLTEが使用できないためauページで確認が必要となります。)
最後に
BlackBerryKEY2を買う人は物理キーボードやセキュリティー面での安全性などに魅力を感じ購入すると思います。
普段から高スペックのスマホを使っている人が買い換えると、物理キーボードに慣れていない部分にプラスして処理性能にがっかりする場合もあるでしょう。
僕はフリック入力が苦手なのと、セキュリティー面に魅力を感じ2017年リリースのKEYoneを使っています。一度使ってBlackBerryのファンになってしまった人であれば即購入となるでしょうが、今回初めて購入しようと検討している方は、いろんなレビューをみてから購入する方が良いでしょう。
普通のスマホとは違った見た目で、周りからは注目を浴びるかもしれませんが、毎日使う物なので気に入らなければ意味がありません。
僕も実機を手に入れたら、実際に使い込んでレビューをしたいと思いますが、あくまでこの記事はいろんなレビューを読んだ感想文みたいなものです。この記事だけで購入決意はしないよう注意してください。